Noriko Special Uva Tea誕生と吉川のり子さんについて

スリランカ・セイロン島 コロンボから車で約7時間、UVA地方のウエリーマーダと言う小さな町から山道に入ったところに吉川のり子さんが所有する「NORIKOS TEA GARDEN」があります。



神奈川県横須賀在住の吉川のり子さんは開業医だった夫と共に、災害や事故で孤児になった子供達を横須賀の自宅で育て、子供達が大学を卒業し、子育てを終えたときに、これからの人生を自分の為にチャレンジしたいと考えました。

紅茶好きが高じて20代後半から通った帝国ホテル日比谷クラブ(現、インペリアルクラブ)でのロイヤルティーマナーなどから紅茶に夢中になりヨーロッパで紅茶文化に触れ、アジアの産地を訪れるようになりました。

初めて訪れたスリランカ標高1600メートルのウヴァ高原で、エリザベス女王が「誕生日には朝からこの紅茶を飲みたい」といわれた紅茶に出会い、

 ”これを超える私のウヴァティーを作りたい”と決意。


ウヴァ茶との出会いのレストランです。女王陛下ご夫妻が立ち寄った時の写真が展示されております。




1999年、体に害のない有機肥料、無農薬栽培を実践しようとウヴァ地方に茶畑を求め、会社を立ち上げオリジナルのウヴァティー 「Noriko Special Uva Tea」 が完成しました。


「NORIKOS TEA GARDEN "UVA" SAJIMA1」 茶畑の看板はお金が無くて、とりあえずで木でした。それでもうれしくて幸せでした。




紅茶農園経営から得た収益は、内戦で両親を失った子供達や、2004年スマトラ沖地震による津波で親を亡くした子供達の為に孤児院や幼稚園を設立。


日本の支援者から頂いた古着や小物を子供達に届け、おしゃれできてみんな大喜び。



内戦下のスリランカにわたり、様々な苦労の末、無添加無農薬にこだわり有機肥料から製茶まで人の手による伝統製法で作った紅茶は、スリランカ政府紅茶局ティーボードコンテストでシーズン金賞と最高ランク二つ星を獲得しました。

また、スリランカにおける雇用と、私財をなげうっての支援活動がみとめられ2012年「エイボン女性賞」を受賞。


引用:クロワッサン840号 株式会社マガジンハウス 編著



今現在は、2011年3月に起きた、東日本大震災の支援を中心に日本国内の被災地に支援活動を行っております。
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